いかしゅうまいは、佐賀県唐津市呼子町にある萬坊が生み出した、イカのすり身を使ったシュウマイです。豚肉の代わりにイカのすり身を使い、皮を細切りにしてまぶした見た目が特徴で、唐津・呼子を代表するお土産のひとつになっています。この記事では、萬坊公式サイト・公式オンラインショップの情報をもとに、いかしゅうまいの発祥、食べられる店・買える店、値段の目安、賞味期限と保存方法、通販での買い方までまとめました。
いかしゅうまいとは|呼子・萬坊発祥のイカのすり身シュウマイ
いかしゅうまいは、一般的なシュウマイの主原料である豚肉の代わりにイカのすり身を使い、皮を細切りにしてまぶして蒸し上げた食品です。萬坊公式サイトの沿革によると同社は1977年に創業し、いかしゅうまいは1980年代に誕生しました。発売から40年ほどが経った現在も、唐津・呼子エリアを代表する名物として親しまれています。
味わいの特徴は、豚肉のシュウマイに比べて脂っぽさが少なく、イカ本来の甘みと弾力が前面に出ている点です。見た目も、丸めた生地に細切りの皮を放射状にまぶしてあるため、一般的な四角い皮のシュウマイとは印象が異なります。冷凍のまま蒸し上げて食べる商品が多く、家庭でも作りたてに近い状態で楽しめるのも普及した理由のひとつです。
萬坊公式オンラインショップの商品ページに記載されている原材料表示によると、いかしゅうまい本体には小麦・卵・いか・大豆が、添付のたれには小麦・大豆が含まれます。イカのすり身をつなぎとして卵や小麦粉で固めるという、一般的な魚肉練り製品に近い作り方がベースになっていることがうかがえます。「呼子=イカ」のイメージが強い地域だからこそ生まれた加工品といえます。
呼子は玄界灘に面した漁港で、剣先イカ(ケンサキイカ)の水揚げで知られる地域です。いかしゅうまいは、この地元で獲れるイカを使った加工品として考案され、活き造りのように鮮度をそのまま楽しむ料理とは異なる方向性で、イカの旨みを日持ちする形に加工した商品といえます。呼子のイカそのものの旬や種類については呼子のイカの旬・時期ガイドで詳しく紹介しています。
いかしゅうまい発祥の萬坊|1977年創業の呼子の会社
いかしゅうまいの発祥として知られるのが、唐津市呼子町殿ノ浦に本社を置く萬坊です。萬坊公式サイトに掲載されている会社情報によると、同社は1977年9月16日に創業し、その後1980年代に「いかしゅうまい」を世に送り出しました(発売の正確な年月日は公式サイトの表記が判読しづらいため、この記事では明記していません)。海に浮かぶ独特の建物で食事を提供する「海中レストラン」としても知られ、いかしゅうまいと海中レストランの両方が、萬坊を全国に知らしめるきっかけになりました。
萬坊の本社・店舗の所在地と連絡先は次のとおりです(萬坊公式サイトより)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社萬坊 |
| 所在地 | 佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦1944-1(〒847-0304) |
| 電話 | 0955-82-4888 |
| 創業 | 1977年9月16日 |
| いかしゅうまい発売 | 1980年代(正確な年月日は未確認) |
| 公式サイト | manbou.co.jp |
| 公式オンラインショップ | yobuko-manbou.com |
「呼子=いかしゅうまい」というイメージが定着した背景には、この萬坊が海中レストランという話題性のある店舗で提供し続け、テレビや新聞で紹介される機会が多かったことがあります。呼子の朝市やイカの活き造りとあわせて、いかしゅうまいも呼子観光の定番になりました。呼子の朝市そのものの楽しみ方は呼子朝市ガイドでも紹介しています。
萬坊が発売から40年以上にわたっていかしゅうまいを作り続けてきたことは、地域の名物として定着した大きな理由のひとつです。会社の主力事業として、レストランでの提供だけでなく、土産物としての商品化、通信販売への展開まで一貫して手がけてきたことで、呼子に行かなくても全国から取り寄せられる名物へと育ちました。
海中レストラン萬坊は現在リニューアルのため休業中
いかしゅうまい発祥の地として知られる「海中レストラン萬坊」は、2026年9月時点で休業しています。萬坊が2026年4月3日付で公表した案内によると、開業から40年以上が経過した施設の老朽化にともない、2026年6月1日(月)から2026年秋頃までリニューアルのため一時休業しており、現在のレストランは2026年5月31日(日)をもって営業を終了しています。新しいレストランは2026年秋以降のリニューアル開業を予定していますが、具体的な営業再開日や新しい営業時間・定休日は、案内発表の時点では公表されていません。
つまり、いま呼子を訪れても「海中レストラン萬坊で食事をしながらいかしゅうまいを食べる」という体験は、リニューアル開業まではできない状態です。訪問を計画している場合は、必ず萬坊の公式サイトで最新の再開状況を確認してから向かってください。
いかしゅうまいが食べられる・買える店
海中レストラン萬坊が休業中の今、いかしゅうまいを味わう・持ち帰る方法としては、次の2つが現実的です。
- 萬坊の公式オンラインショップで購入する:レストランの営業状況にかかわらず、通販は利用できます。自宅にいながら唐津・呼子の名物を注文できるため、旅行前の予習や、旅行後にもう一度食べたいときにも便利です。
- 唐津・呼子エリアのお土産店で探す:唐津駅周辺や呼子の土産物店では、いかしゅうまいを含む唐津の名物菓子・海産物が並ぶ店があります。訪問予定の店で取り扱いがあるかは、事前に電話などで確認しておくと確実です。
なお、この記事では萬坊本社および公式オンラインショップの情報を中心に紹介しています。萬坊以外にもいかしゅうまいに類する商品を扱う店がある可能性はありますが、本記事の執筆時点で公式に確認できたのは萬坊の情報のみのため、他の製造元については記載していません。唐津のお土産全般を松露饅頭や玄海漬と比較しながら選びたい場合は、唐津のお土産・名物おすすめガイドもあわせて参考にしてください。呼子でイカの活き造りが食べられる店を探している場合は、呼子でイカの活き造りが食べられる店ガイドで萬坊を含む各店の最新の営業状況を紹介しています。
海中レストランが再開したあとに現地でいかしゅうまいを味わいたい人は、再開のタイミングで営業時間・定休日・予約可否が新しく決まる見込みです。旅行の日程を先に決めてしまうと、再開前後で営業内容が変わって現地で食べられない、という行き違いが起きやすいため、出発直前にもう一度公式サイトの新着情報を確認する習慣をつけておくと安心です。
いかしゅうまいの値段(価格)|通販の価格帯を比較
いかしゅうまいの値段は、個数やセット内容によって幅があります。萬坊公式オンラインショップで確認できた主な商品と価格は次のとおりです(税込・2026年9月時点の公式表示価格)。
| 商品 | 内容量 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| いかしゅうまい大まる 1箱 | 8個入り | 1,404円 |
| いかしゅうまい大まる 2箱セット | 8個入り×2箱 | 2,808円 |
基本となる8個入り1箱の価格は1,404円で、2箱セットはその単純に2倍の2,808円です。1個あたりに換算すると175円程度が目安になります。
このほかにも、公式オンラインショップでは複数の味を詰め合わせたセット商品や、チーズ・梅・トリュフなどの変わり種を加えた商品が販売されています。例えば、味の異なる商品を組み合わせた詰め合わせセットは4,000円台〜5,600円台、変わり種のトリュフ風味のいかしゅうまいは1袋あたりの価格が数百円台から用意されており、内容量や組み合わせによって価格帯には幅があります。手土産用にまとめ買いをする場合や、変わり種を試したい場合は、購入時点の公式オンラインショップで最新の商品構成と価格を確認するのが確実です。
いかしゅうまいは通販でも買えます
呼子名物のいかしゅうまいは楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングでも取り扱いがあります。旅行前の予習や、帰宅後にもう一度味わいたいときの注文に便利です。
いかしゅうまいの賞味期限・保存方法|冷凍到着後約5ヶ月が目安
いかしゅうまいは冷凍便(クール便)で届く商品です。萬坊公式オンラインショップの商品ページに記載されている保存方法によると、賞味期限の目安は「冷凍にて到着後約5ヶ月」とされています。届いたらすぐに冷凍庫で保管し、食べる分だけ蒸すか電子レンジなどで調理するのが基本の扱い方です。
原材料表示(アレルギー表示を含む)については、萬坊公式の商品ページで次のように記載されています。
- いかしゅうまい本体:小麦・卵・いか・大豆を含む
- 添付のたれ:小麦・大豆を含む
小麦・卵アレルギーがある方への手土産にする場合は、この原材料表示を事前に確認しておくと安心です。また、公式サイトでは「解凍後・開封後は、お早めにお召し上がりください」と案内されています。冷凍のまま長期保存できる一方で、解凍したあとは通常の生鮮食品と同様に日持ちしない点に注意してください。
自宅で調理する際は、冷凍のまま蒸し器やレンジで加熱するタイプが一般的です。商品ごとに推奨される調理方法が異なるため、届いた商品に同梱されている調理方法の案内に従うのが確実です。
「約5ヶ月」という賞味期限は、あくまで未開封・冷凍保存を続けた場合の目安です。冷凍庫の開け閉めが多い家庭用冷蔵庫では、業務用の冷凍庫よりも温度変化が起きやすく、実際の風味の劣化はこの目安より早まることもあります。手土産としてすぐに渡す予定がない場合でも、できるだけ早めに食べきる、あるいは渡す予定を決めてから購入するくらいの感覚でいるとよいでしょう。
いかしゅうまいをお土産に選ぶときのポイント
いかしゅうまいをお土産にする際は、次の3点を意識すると選びやすくなります。
- 持ち帰り時間を確認する:冷凍商品のため、旅行中に長時間常温で持ち歩くと状態が変わりやすくなります。当日中に自宅の冷凍庫へ入れられるかを目安に、購入するタイミングを決めましょう。
- 配る人数から個数を逆算する:1箱は8個入りです。職場など人数が多い場合は2箱セットや詰め合わせセットも検討すると配りやすくなります。
- 持ち帰りが難しければ通販を使う:飛行機や長距離移動で保冷が難しい場合は、現地で購入せずに公式オンラインショップから自宅や配りたい相手先へ直接発送する方法もあります。
唐津・呼子には、いかしゅうまいのほかにも松露饅頭や玄海漬といった定番の土産物があります。お土産全体の選び方や、ジャンル別のおすすめは唐津のお土産・名物おすすめガイドにまとめています。
唐津・呼子であわせて楽しみたいグルメ・観光
いかしゅうまいと合わせて呼子を訪れるなら、名物のイカの活き造りも欠かせません。呼子のイカは種類によって旬が入れ替わりながら一年を通して活き造りで味わえる点が特徴で、詳しい時期や楽しみ方は呼子のイカの旬・時期ガイドにまとめています。実際に活き造りを食べられる店の最新の営業状況(萬坊のレストラン部門の休業状況を含む)は呼子でイカの活き造りが食べられる店ガイドで確認できます。
朝から呼子入りするなら、呼子朝市ガイドもあわせてチェックしておくと、朝市・イカ料理・いかしゅうまいの持ち帰りまで一日の流れを組みやすくなります。呼子のイカをふるさと納税の返礼品として自宅で楽しみたい場合は、呼子のイカのふるさと納税ガイドで寄附額や内容量を比較できます。唐津市全体の返礼品を探す場合は、唐津市のふるさと納税まとめから確認してください。
Q1. いかしゅうまいの発祥はどこですか?
A: 佐賀県唐津市呼子町にある萬坊が発祥です。萬坊は1977年創業で、1980年代にいかしゅうまいを生み出しました。
Q2. いかしゅうまいは今、呼子で食べられますか?
A: 発祥の海中レストラン萬坊は2026年6月1日から2026年秋頃までリニューアルのため休業中です。現地での食事は再開まで難しいため、公式オンラインショップでの購入や再開状況の確認が必要です。
Q3. いかしゅうまいの値段はいくらですか?
A: 萬坊公式オンラインショップでは8個入り2箱セットが2,808円(税込・1箱換算1,404円)です。1箱単体は期間限定パッケージとして販売されることがあります。
Q4. いかしゅうまいの賞味期限はどれくらいですか?
A: 萬坊公式の商品ページによると、冷凍で到着後約5ヶ月が賞味期限の目安です。解凍後・開封後はお早めに食べきることが案内されています。
Q5. いかしゅうまいはお土産に向いていますか?
A: 向いています。冷凍で日持ちする商品が多く、8個入り単位で購入できるため配りやすい点が特徴です。ただし持ち帰り時間が長い場合は保冷や通販の利用を検討してください。
Q6. いかしゅうまいはどこの空港・駅で買えますか?
A: 唐津駅や佐賀空港など交通拠点での取り扱いは、本記事の執筆時点で公式情報を確認できませんでした。確実に入手したい場合は、萬坊の公式オンラインショップを利用するか、現地の萬坊の店舗に事前に電話で確認することをおすすめします。







