観光

唐津城完全ガイド

歴史・見どころ・桜と藤の名所・アクセス

佐賀県唐津市のシンボル・唐津城の歴史や見どころ、天守閣の入場料・開館時間、舞鶴公園の桜と藤の見頃、JR唐津駅からのアクセス方法まで、初めて訪れる方向けに分かりやすく解説します。

佐賀県唐津市のシンボルである唐津城の天守閣と舞鶴公園の眺め

Photo: Karatsu Castle / Wikimedia Commons

·
編集部
からつポータル編集部

地域ポータル運営歴のある編集部が一次情報・公的機関データをもとに執筆。編集方針

この記事のポイント

  • 1唐津城は初代唐津藩主・寺沢広高が築いた海城で、現在の天守閣は昭和41年再建の模擬天守
  • 2天守閣入場料は一般500円、開館時間は9:00〜17:00(入館は16:40まで)
  • 3春は舞鶴公園の桜と藤が見頃。JR唐津駅から徒歩約20分でアクセスできる

佐賀県唐津市のランドマークといえば、松浦川の河口にそびえる唐津城です。天守閣からは唐津湾と虹の松原を一望でき、春には桜と藤の名所としても知られています。この記事では、唐津城の歴史や見どころ、入場料・開館時間、アクセス方法までまとめて紹介します。

唐津城とは|「舞鶴城」とも呼ばれる海城

唐津城は、松浦川の河口に位置する満島山(まんとうざん)と呼ばれる丘陵に築かれた平山城です。天守閣を要に東西へ広がる松原が、鶴が翼を広げた姿に似ていることから「舞鶴城」の異名でも親しまれています。

三方を海と川に囲まれた立地は唐津城ならではの魅力で、天守閣からの眺望は玄界灘を望む港町・唐津らしい景観となっています。城下に広がる舞鶴公園とあわせて、地元の人々の憩いの場としても親しまれてきました。

唐津城の歴史|寺沢広高が築いた海城

唐津城を築いたのは、初代唐津藩主の寺沢広高です。豊臣秀吉の家臣であった広高は、関ヶ原の戦いで東軍につき功績を挙げ、肥前唐津に加えて肥後国天草郡も治める大名となりました。

築城は慶長7年(1602年)ごろから本格的な普請が始まり、慶長13年(1608年)に完成したと伝えられています。九州各地の諸大名の助力を得た、当時としても大規模な築城事業だったようです。

なお、現在私たちが目にする天守閣は、昭和41年(1966年)に再建された鉄筋コンクリート造の模擬天守です。

唐津城の見どころ|天守閣・石垣・舞鶴公園

唐津城最大の見どころは、やはり天守閣からのパノラマです。唐津湾や虹の松原、唐津の市街地までを見渡せる眺望は、天守閣に登った人だけが味わえるご褒美と言えるでしょう。

天守台までは石段で222段ありますが、体力に自信がない方や小さなお子様連れには、エレベーターの利用がおすすめです。営業時間は9:00〜17:00で、利用料金は片道一般100円、小中学生50円(未就学児・70歳以上・障害者手帳をお持ちの方は無料)となっています。

城の周囲に広がる舞鶴公園では、当時の面影を伝える石垣も見どころのひとつです。天守台エリアは5:00〜22:00の間開放されており、天守閣に入館しない場合でも公園を散策しながら唐津城の雰囲気を楽しむことができます。

舞鶴公園の桜と藤|春に訪れたい絶景スポット

舞鶴公園は桜と藤の名所としても知られています。例年3月下旬から4月上旬にかけて、城を取り囲むように植えられた約200本の桜が見頃を迎え、日没から22時頃まではライトアップも行われます(時期は天候や気候により変動します)。

桜のシーズンが終わると、次は藤の季節です。舞鶴公園中段の広場には樹齢100年を超えるノダフジが育ち、約420平方メートルの藤棚が花房で埋め尽くされます。見頃は例年4月下旬から5月上旬で、夜はライトアップされた天守閣とともに藤の花を楽しめます。

桜・藤いずれのシーズンも人気が高まるため、混雑を避けたい方は早朝や平日の来訪を検討するとよいでしょう。

唐津城の入場料・開館時間

天守閣内部の見学には入場料がかかります。執筆時点で確認できた情報は以下の通りですが、料金や時間は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

  • 開館時間:9:00〜17:00(入館は16:40まで)
  • 入場料(個人):一般500円、小中学生250円、未就学児無料
  • 入場料(20名以上の団体):一般料金より割引あり
  • 休館日:例年12月29日〜31日
  • 天守台エリア:5:00〜22:00開放、舞鶴公園中段は常時開放

唐津城へのアクセス・駐車場

電車・バスの場合 JR唐津駅から徒歩で約20分です。唐津駅や大手口バスセンターから昭和バス「からワンライン」に乗車し、「唐津城入口」バス停で下車すると、徒歩数分で天守閣入口に到着します。

車の場合 道なりに進み舞鶴橋を渡ると、右手に唐津城が見えてきます。駐車場は東城内駐車場(普通車190台)と南城内駐車場が利用可能です。時間貸しの有料駐車場のため、事前に料金を確認しておくと安心です。城下町エリア全体の駐車場は唐津城下町の駐車場7カ所比較で台数・料金を比較しています。

唐津城と合わせて楽しみたい唐津観光

唐津城を訪れたら、天守閣から見える虹の松原にも足を延ばしてみましょう。日本三大松原のひとつに数えられる壮大な松林の見どころは、虹の松原完全ガイドで詳しく紹介しています。

城の見学のあとは、唐津城からJR唐津駅までの徒歩約20分の道のりで城下の食べ歩きも楽しめます。本町の大原松露饅頭 唐津本店や中町の魚ロッケなど、途中に立ち寄れる店は唐津の食べ歩きガイドでまとめています。唐津の旬の味覚を楽しみたい方はグルメ情報、季節のイベントは観光カレンダーもあわせてチェックしてみてください。ほかの観光スポットは観光ガイド一覧からご覧いただけます。

Q1. 唐津城の入場料はいくらですか?

A: 天守閣の入場料は一般500円、小中学生250円、未就学児は無料です(執筆時点の情報のため、訪問前に公式サイトでの確認をおすすめします)。

Q2. 唐津城の開館時間と休館日を教えてください。

A: 開館時間は9:00から17:00(入館は16:40まで)で、休館日は例年12月29日から31日です。

Q3. 唐津城へのアクセス方法は?

A: JR唐津駅から徒歩約20分のほか、唐津駅や大手口バスセンターから昭和バスを利用して唐津城入口バス停で下車する方法もあります。

Q4. 唐津城の桜と藤はいつ頃見頃を迎えますか?

A: 例年、桜は3月下旬から4月上旬、藤は4月下旬から5月上旬が見頃です(天候により前後します)。

知っておきたいポイント

  • 1天守閣までは石段222段。足腰に不安がある方は片道100円のエレベーターの利用がおすすめです。
  • 2桜と藤の見頃シーズンは週末が特に混み合うため、早朝や平日の来訪だと落ち着いて楽しめます。
  • 3駐車場は東城内駐車場が便利ですが、満車時に備えて南城内駐車場も候補に入れておきましょう。
NEXT READ
佐賀県唐津市に広がる虹の松原の松林と白い砂浜

次に読む記事

虹の松原完全ガイド

佐賀県唐津市の虹の松原は三保の松原・気比の松原と並ぶ日本三大松原の一つ。約4.5kmに広がる松林の見どころ、鏡山展望台からの絶景、散策やアクセス方法を詳しく紹介します。

この記事を読む

同テーマでもっと深掘り

鏡山山頂から望む唐津市街と虹の松原のパノラマ

鏡山展望台完全ガイド

佐賀県唐津市の鏡山展望台を徹底ガイド。標高284mから望む虹の松原・唐津湾の大パノラマ、佐用姫伝説とハート型モニュメント、駐車場・アクセス、桜やツツジの見頃、夜景スポットとしての魅力まで公式情報をもとに詳しく紹介します。

唐津城や虹の松原など唐津市内の観光スポットを俯瞰したイメージ

唐津観光モデルコース

佐賀県唐津市を効率よく巡る観光モデルコースを半日・1日・1泊2日の3パターンで紹介。唐津城や虹の松原、呼子朝市、七ツ釜・波戸岬、唐津焼窯元など人気スポットの回り方が分かります。

高島にある宝当神社の社殿

宝当神社と高島ガイド

佐賀県唐津市の高島にある宝当神社は、宝くじ当選祈願で全国的に有名な神社です。唐津から高島までの定期船・海上タクシーでのアクセス方法、神社の由来、猫で人気の島の見どころ、参拝のポイントをまとめて紹介します。

国指定重要文化財・旧高取邸の外観

旧高取邸ガイド

国の重要文化財・旧高取邸を紹介。石炭王と呼ばれた高取伊好の邸宅で能舞台のある和洋折衷建築を見学し、唐津城や旧唐津銀行など近代建築めぐりも楽しめます。

唐津神社の鳥居

唐津神社の駐車場・アクセス・御祈祷

佐賀県唐津市の唐津神社を紹介。神功皇后の伝承や「唐津」の地名由来、南城内3-13へのアクセス、駐車場、御祈祷の受付時間、唐津くんちとの関係まで公式情報をもとにまとめました。

唐津駅周辺の城下町から唐津城を望む日帰り観光のイメージ

唐津 日帰りモデルコース

福岡(博多・天神)から唐津への日帰りは車なしで可能。電車で約90分、唐津駅から徒歩で回る唐津城・旧唐津銀行・旧高取邸・曳山展示場・唐津神社と、バスで行く呼子朝市の2コースを、公式の入館料・営業時間で組み立てました。

JR唐津駅と駅前の風景

唐津駅ガイド

JR唐津駅は筑肥線と唐津線が乗り入れる唐津観光の起点。唐津駅総合観光案内所は9:00〜18:00(休みは1月1日)。コインロッカー、大手口バスセンター、シェアサイクル、唐津城へ徒歩約20分などの駅からの距離、駅構内の大原老舗 唐津駅店も公式情報でまとめました。

唐津の歴史を象徴する唐津城と唐津湾の眺め

唐津の歴史を時代順に

唐津の歴史を時代順に解説。末盧国と菜畑遺跡(国指定史跡)、豊臣秀吉の名護屋城(1591年築城)、寺沢広高が築いた唐津城(1602〜1608年)と唐津藩6家、辰野金吾の旧唐津銀行まで。見学スポットの開館時間・料金は公式情報で整理しました。

別の角度から知る

カテゴリ一覧

観光の記事をもっと見る

→

他のカテゴリも探す

この記事の信頼性について

著者

からつポータル編集部

最終更新

2026-10-06

本記事は地域ポータル運営の経験を持つからつポータル編集部が執筆。公的機関の一次情報・公式サイトの公開情報を基にリサーチし、 固有名詞・数値はウェブ検索と公式サイトで二重確認しています。詳しい品質管理プロセスは編集方針をご覧ください。

営業時間・料金などの最新情報は変動の可能性があります。実際に訪問される際は各施設の 公式案内をご確認ください。誤りや古い情報を発見された場合は、お問い合わせまでお知らせください。速やかに確認・修正いたします。